現在の日本のアニメ作品においてキャラクターデザインは基本的にはアニメーターの業務の一部であり、原画、作画監督において実績のある人物がデザイナーに抜擢されるのが通例である。アニメーターではない人物がデザインを手がける例はあるが、多くは「キャラクター原案」であり、アニメーターによって作画しやすいように再度リファインされるのが普通である[1]。
オリジナルアニメの場合、全ての登場人物はオリジナル、つまりデザイナーの完全な創造物となる。デザイナーは全ての登場人物の外見をデザインするが、人物の正面だけではなく背面や側面・基本的な動作・喜怒哀楽の表情集・服装バリエーション・アクセサリーなどの小物類や、複数の登場人物が同一のフレーム内に登場するシーンの描画に必要な身長比較表なども作成する。
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