目線の流れが下に行くという話をしましたので、関連するところとして固定フッターと固定サイドバーの話をします。
固定フッターと固定サイドバーって、読んでいる時になんか邪魔じゃないですか?
これの理由についてお話ししますね。
僕たちは文章を上から下に読みますよね。
ということはWebページ自体はどんどん上に吸い込まれるような流れで動いていきます。
そこに、その流れを遮るものとして固定フッターと固定サイドバーが出てくるわけです。
本来下から上へと流れていくべきものが、その場に留まっている。
これは、ページの動きにおける大きな流れを遮ってしまう効果があります。
そのため、そのページ内において異質な部分となるわけです。
そしてそれは非常に目立ちます。
読んでほしい文章よりもそちらの方が目立ってしまうので、文章の内容が頭に入ってこないわけです。
固定フッターや固定サイドバーをつける場合には、この点に注意してください。
ただし、これを利用するという手もあります。
固定フッターやサイドバーはページ内でも目立つ存在です。
記事よりもむしろこっちに目を向けてほしい、ということがもしあれば使うのもいいかもしれません。
これを読んで、じゃあ固定ヘッダーは?という方がいると思いますが、固定ヘッダーに不快感を覚える人って少ないんですよね。
下から上に動くべきものが動かないと違和感を感じますが、最初から上にあるものがそこに残り続けても「動かない物」として認識されるのであまり違和感がないわけです。
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